すっかりマスク着用が欠かせない日常になってしまいました。
マスクをつけるようになってニキビができるようになった。
口周りや、アゴにできるニキビが治らない…
マスクで隠れるけど、ニキビなんとかならないかな…
そういうお声を本当によく聞くようになりました。
今までニキビができなかったのに、マスクをつけるようになってからでき始めたという人も…。
感染予防にはとっても有効なマスクですが、
お肌にとってはとても過酷な環境になってしまっています。
マスクをつけることによっての肌トラブルは
2パターンに分かれると思います。
1つ目は、肌荒れ・乾燥・お肌の赤み
2つ目がニキビなどの吹き出物やザラツキ です。どちらもとても悩ましいですよね…
今日は2つめの「マスクによるニキビの原因と対策」について詳しくお伝えしていきますが、
肌荒れ・乾燥・お肌の赤みでお悩みのあなたは、
下記の記事がおすすめです!
▶マスクによる肌荒れ・乾燥を何とかしたい!今日からできる対策は?
少しでもあなたのお役に立てるように頑張ってお伝えしていきたいと思いますのでぜひお付き合いくださいね。
こんにちは。
バグースの山下です。
今日は
「マスクによるニキビができる原因と今日からできる5つ対策」
をご紹介したいと思っています。
まずは原因を知ることで正しいケアができるようになります。
そして、対策をきちんとすることで、最小限に肌トラブルを抑えたり、回避することができるようになります。
あなたの肌トラブルが少しでも良くなることを願って…^^
できる限りたくさんの情報をお届けしたいと思っています。
お役に立てたら嬉しいです。
では、
はじまりはじまり~♪
まず、 ニキビができるメカニズム からお話していきます。
乾燥や、気温上昇、バリア機能の低下などが原因で、皮脂が過剰に分泌されます。
そこで、落としきれなかった皮脂は角質と混ざりあい、角栓ができます。
それが毛穴をふさぎます。
そこに皮脂がたまりアクネ菌が増加してしまい
白ニキビや黒ニキビ(表面が酸化して黒くなった状態)といった状態になります。
さらに赤く炎症してしまったのが、赤ニキビです。
夏場になって気温が上がり始めると皮脂量は多くなります。
冬場は逆に気温が低いため皮脂量が減り
乾燥が気になるという方が多くなります。
しかし、冬でも春でも、 マスクをつけることによって、 お口周りの湿度と気温は急上昇。
よって皮脂量も多く分泌されやすくなるというわけです。
夏場なら、もともとの気温が高いので
なおさらですね。
ニキビは先ほどもお伝えしましたが、
皮脂の過剰分泌が原因です。
落としきれない皮脂と角質で角栓ができ、
毛穴をふさぐことによってできます。
なので、
マスクによるニキビを防ぐ対策としては皮脂の過剰分泌をなるべく抑えること、
そして、正しい方法で汚れを落とすことの2点がとくに大切であると言えます。
では、
今から マスクによるニキビを防ぐ具体的な方法 についてお伝えしていきたいと思います。
まず、1番に、
1日2回の洗顔で余分な皮脂のオフをする。
ということです。
ここでオススメなのが 朝晩のクレンジング 。
スクライブ入りの洗顔料やピーリング剤はお肌への刺激が強いのでニキビができているときにはオススメしません。
一方、クレンジングなら、お肌に負担をかけることなく油性の汚れを落とすことができます。
メイクなどの油汚れを落とすのに向いているクレンジング、 実は皮脂汚れも落としてくれます 。
洗顔料は、汗やほこりなどの水性の汚れを落とすのに向いていますが、皮脂汚れにはイマイチです。
なのでべたつきや、ニキビが気になるときには、
たっぷりのクレンジングを使ってお肌に負担をかけないよう汚れを落とすのがオススメです。
ニキビができているからといって1日に4、5回も
洗顔するのはNGです。朝晩2回で十分OKです~。
ニキビにオススメのクレンジング料は
「ジェルクレンジング」 です。ダブル洗顔不要というものもありますし、
クレンジング後に洗顔料を使わなくても
洗いあがりはさっぱりとしています。
オイルクレンジングやクリームクレンジングは
洗浄力は強いのですが、油性成分が多いです。
中でも「オリーブ果実油」のオイルクレンジングは ニキビには向いていません。
なぜなら、 「オリーブ果実油」は アクネ菌のエサとなりやすい ことがわかっているからです。
ニキビ肌にオススメなのは「ノンコメドジェニック」と書かれたお化粧品です。
これは、アクネ菌のエサになりにくい油性成分だけでつくられた化粧品ですよ。という意味です。
ぜひこちらも参考にしてみてください。
大人ニキビの原因は乾燥からくるバリア機能の低下であるというのが ほとんど です。
いわゆる「落としすぎ」「保湿不足」には注意が必要です。
過剰な洗顔や保湿不足によってお肌は、
外的刺激からお肌を守るために防御として
皮脂の過剰分泌をします。
「べたつくからあまり化粧水や乳液は塗りたくない…」
そう思っていらっしゃるかたも多いのですが、
実は逆で、水分量が足りていたら、お肌の生まれ変わりも バリア機能もスムーズなので、皮脂の過剰分泌は 抑えられることが多いん です。
一番大切なのは「化粧水の重ね付け」 です。
水分量をとにかく多くして、あとは、乳液で
油分と水分のバランスを整え、
保湿ジェルで補った水分をお肌にとどめるように
お手入れするのがおすすめです。
またニキビができやすい時には、
保湿クリームではなく
「保湿ジェル」がオススメ です。
油性成分でお肌にとどめる保湿剤でなく、
水性成分でお肌にとどめる保湿剤なので、
べたつきも気にならなくてよいと思います。
ニキビにお悩みで、サロンにご来店されるお客様にも、「落とすケア」ではなく「補うケア」を重視してホームケアをしていただくことをオススメしますが、ほとんどの方がニキビができないお肌になっていらっしゃいます。
ぜひ、保水・保湿しっかりやってみてくださいね。
紫外線はお肌を酸化させ、
シミやシワの原因となることは
あなたもご存じだと思います。
実は、この 紫外線によるお肌の酸化作用が ニキビの炎症を悪化させる ことがわかっています。
ということで、紫外線対策もしっかりと行う必要があります。
日焼け止めは、「紫外線散乱剤」を配合したものが オススメ です。
「ノンケミカル」や「ケミカルフリー」と書かれていたりします。
紫外線散乱剤である酸化チタンや酸化亜鉛などは
粉体なので使い心地もさらっとしています。
紫外線吸収剤に比べるとお肌体力を消耗することが
ないので、お肌にやさしくオススメです。
日々の食生活で取り入れるようにしましょう。
ビタミンB2とB6には、皮脂抑制作用があり、ビタミンB2は皮膚粘膜の健康にもかかわっています。
下記に食材をまとめてみましたので参考にどうぞ~
【ビタミンB6】カツオ、バナナ、さんま、さつまいも
最後に、睡眠不足は
ニキビだけでなくあらゆるお肌トラブルにとっても
よくないといわれているので、
できる限りぐっすりと眠れる睡眠環境を
作るのも大切ですね。
先ほどご紹介した、ビタミンB6を含む食材の中に
バナナ、B2を多く含むものに納豆があります。
実は、この2つ、良質な睡眠を
とるためにもオススメな食材になります。
トリプトファンという成分が多く含まれるのですが、これが不眠症の解消や、睡眠の質の向上に役に立ってくれます。
なのでお肌にも睡眠の質の改善にもとっても便利な食材になりますので積極的に食べたいですね。
ということで、今回はとーーーーっても長くなってしまいました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
最後に
「マスクによるニキビの原因と5つの対策について」のまとめ です。
※ジェルクレンジングがオススメ
※ニキビ肌には「ノンコメドジェニック」化粧品もオススメです。
その2.しっかりと保水・保湿でバリア機能を高める
落としすぎや、水分不足は皮脂の過剰分泌の原因に。お化粧水の重ねづけ、保湿ジェルがオススメ。
その3.紫外線対策をしっかりと
紫外線はニキビの炎症を悪化させる原因になります
その4.ビタミンB2とB6を積極的にとる
※ビタミンB2とB6には皮脂抑制作用があるのでオススメです
【ビタミンB2】うなぎ、さんま、卵、アーモンド、納豆
【ビタミンB6】カツオ、バナナ、さんま、さつまいも
その5.良質な睡眠を
オススメ食材はビタミンB6も含むバナナとビタミンB2も含む納豆。
あなたのお肌トラブルの改善にお役に立てたら幸いです。
マスクによるお肌トラブルに下記の記事もオススメです!
お時間あればぜひどうぞ♡
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