夏の終り、お肌も夏の疲れが出やすい時です。

お肌の調子はいかがでしょうか?

この夏の終わりから秋に向かう時には、
特に、マスク荒れが出やすい時期です。

ここ数週間で多いお悩みが、
「マスクをしているからかと思うけど、特に、口周りや、頬のあたりのザラつきが気になる」
 「ニキビまではないけど、なんとなく手で触れると ちっちゃいプツプツしたものができている」 

といったお悩みです。

 長引くマスク生活だけでもストレスなのに、マスクでのお肌トラブルまで悩みたくない ですよね。

ということで、
これを読んでいただくことで、少しでも、
お肌トラブルの改善や、マスク荒れによるストレスを減らすことができたらと思っています。


では、いまから、
 この時期に起こりやすいマスク荒れの原因と対策に  ついてお伝えしたいと思います。

はじまり、はじまり~♪

マスク荒れ主な原因その①”バリア機能の低下”

なぜマスクで肌荒れをしてしまうのか、ですが、

マスクの摩擦による
 お肌のバリア機能の低下 が主な原因です。

お肌には皮脂膜と言われる部分があり、2つの大きな働きをしています。

1つ目は、外的刺激からお肌を守る役割と、2つ目は、お肌内部の水分が蒸発しないようにしてくれる役割をしています。

しかし、マスクの摩擦によって、このお肌の皮脂膜や、角質を少しずつ削ってしまいます。

そこで、お肌を守るものが不足し、お肌のバリア機能が低下をしていまいます。

 その結果、外的刺激にお肌がとっても弱い状態に なってしまうというわけです。

なので、かぶれを起こしやすかったり、今までつかっていたお化粧品が急に合わなくなる、肌荒れしてしまうなどといったことを起こしやすくしてしまいます。

特に夏場などは、汗などでも、このバリア機能の低下によって、かゆみやかぶれを起こしてしまうことがあります。

マスク荒れの主な原因その②”知らず知らずに進む乾燥”

また、マスクをしていると、お肌内部は呼気によって、湿度がある状態なので、乾燥をしていないように感じますよね?

しかし、 マスクを外した途端に、一気に蒸発し、お肌の水分まで一緒に奪って乾燥を引き起こして しまっています。

なのでマスクをすることで意外にも、知らず知らずに、乾燥が進んでしまう状態に…。

しかも、 夏から秋、まだまだ気温が高く、皮脂の分泌も冬に比べると多いので乾燥を感じにくく、お化粧水や保湿アイテムを減らしてしまいがち です。

なのでこういったこともあり、乾燥を知らず知らずに加速させてしまっていることも考えられます。

そして、マスク内部は、雑菌や細菌が繁殖しやすい環境ですので、マスク生活をしているこの時期は、ニキビも特にできやすくなります

マスク荒れの対策3つのポイント

では、 マスク荒れを避けるために、具体的に何をすればよいか? 

ですが、3つのポイントを今からお伝えしていきます♪

マスク荒れ対策その①その日の汚れはその日のうちにリセット

まず1番には、クレンジング洗顔でその日のうちにその日の汚れを落とすというのが、とっても大事です。

マスク内部は細菌や雑菌が繁殖しやすい環境となります。

しかし、 ゴシゴシしたクレンジングや洗顔は逆効果 になります。

なぜなら、お肌のバリアをしてくれている、皮脂膜を落としすぎることにつながるからです。

なので、クレンジング料も多めに出して、お肌を摩擦しないように、メイクを浮かせるようになじませてから、すぐに洗い流します。

そして洗顔料も泡で洗うような感じでやさしく汚れを落とすようにしてください。

 クレンジング料、洗顔料は、一番初めにつけたところが一番洗浄力が強いので、Tゾーン、Uゾーンから先につけて、頬などの乾燥しやすい部分は後からつけるようにすると効果的 です。

最後は、洗い残しがないようにしっかりとすすぎを行ってください。

マスク荒れ対策その②しっかり保水と保湿

マスク欠かせなくなった日々の生活では、

 水分が蒸発することとマスクの摩擦で、皮脂膜は剥がれやすく、 角質内の細胞と細胞の隙間が空きやすく なっています。

なので、お化粧水や美容液で水分をたくさん補い、
乳液やクリームなどで、保湿をしてください。

ベタつくので、油分によるケアはしたくないという方も多いのですが、お肌は水分と油分でできています。

油性成分もお肌には必要な成分となりますので、少量でも使っていただいて、人工的に皮脂膜を補うケアを行ってあげて下さい。

また、保湿アイテムを使うことによって、マスクとお肌の間にクッションを作ることにつながり、 マスクによる摩擦の刺激からお肌を守ることもできます。 

なので、必ず保湿アイテムは使うようにしてください。

そうは言っても、「ニキビができやすいからクリームタイプはちょっと…」

そんなあなたには、水溶性のジェルタイプのものがオススメです。

ジェルタイプの保湿アイテムは、油分を含む量がクリームに比べると少なくなるので、ニキビのできやすい方にはオススメです。

この際には、 エタノールと成分表示の上位に書かれていないものを選ぶ のも大事なポイントです。通常なら大丈夫でも、マスク荒れをしやすい時期には特に、お肌の刺激になるのでできる限り避けるのがオススメです。

また、ニキビが気になるというあなたは、 「ノンコメドジェニック」と書かれたアイテムを選ぶというのもオススメ です。

「ノンコメドジェニック」というのは、
ニキビの原因となる成分を配合していないお化粧品のことです。

アイテム選びの基準の1つにしてみてください。

マスク荒れ対策その③布マスクなら、洗剤類も見直して

もし、 布マスクで肌荒れをしてしまっていることが多いなら、マスクを洗っている洗剤や柔軟剤を見直し てみてください。

意外と柔軟剤や洗剤の成分によって、とくに敏感肌、アレルギーの場合には、皮膚トラブルが起きることも考えられます。

不織布のマスクだとこの辺は気にされなくていいかと思いますし、
感染症対策にも不織布が効果的とも言われています。
汗を書いたりしたら、こまめに捨てることもできるので、おすすめかもしれません。

不織布との間にガーゼを挟んでお肌の様子をみてみるというのも試してみて下さいね。

 

ということで、いかがでしたか?

今回は、 夏から秋にかけておすすめのマスク荒れの原因とオススメの対策3つのポイント をお届けしました。

また、マスク荒れ対策は、
季節によっても少しづつ変わっていくので、
今後もお届けしていきたいなと思っています。

今回の内容が、少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。

 

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エステ業界17年目。今までに担当させていただいたお客様は約1600名。年齢肌のお悩み専門としたマンツーマンで対応させていただくプライベートサロン「BAGUS」オーナー。『肌結果にこだわる、自分が本当に行きたいサロン』をつくるため日々邁進中。「また行きたい!」「来店するのを楽しみ」にしていただける「年齢より若く見えるお肌作りを得意とするサロン」をコンセプトにしています。得意分野は「皮膚科学理論」と「化粧品成分」と「英語」。7歳の男の子のママ。鉄道好きな息子の影響で、現在、自身も鉄道ファンに(乗り鉄)。好きなものは、旅行、おいしいものと読書。 【資格】化粧品成分上級スペシャリスト、ホリスティック漢方アロマ協会認定講師、日本化粧品検定公式コスメコンシェルジュ®、日本コスメティック協会スキンケアマイスター、日本コスメティック協会コスメマイスター、日本ダイエット健康協会 プロフェッショナルアドバイザー、日本成人病予防協会 健康リズムカウンセラー、内閣府認定日本セルフケア支援薬剤師センター 美容薬学検定1級、AEAJアロマテラピー検定1級、食生活アドバイザー2級 など美容健康資格マニアでもある。