こんにちは。
年齢肌のお悩み専門サロン「バグース」の
山下です。
日中の日差しが強く感じられるようになりました。
福岡では3月くらいから紫外線量が増え始め、
5月からは紫外線量も極端に多くなります。

日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ(出典:気象庁2018年)
そんな中、今日は
「”年齢を感じさせない肌”になるための
上手な日焼け止め選び」
についてお伝えしたいと思います。
日焼け止めもたくさんの種類があって
迷いますよね?
「肌に合う日焼け止めがなかなか見つからない」
「毎年よさそうだと日焼け止めを買うけど、
最後まで使い切ることなく
使いかけのものがお家にたくさんある」
そんな方も多いのではと思います。
正しい日焼け止めを選ぶことで
紫外線ダメージを上手にガードして、
光老化を予防することができます。
80%のお肌の老化は「紫外線が原因」である。
と言われていますよね。
だからこそ、
「年齢を感じさせないお肌作り」のためには、
どんな美容液よりもまずは「UVケア」である
と思います。
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
目次
SPF値が高いから安心ではない
「シミ・そばかす」の原因となる紫外線UV-B波の
遮断効果を表すSPFですが、
SPF=1で25分間赤くなってヒリヒリする日焼けを
起こすのを遅らせることができるという値です。
なのでSPF30であれば、750分つまり12時間半、
日焼けするまでの時間を遅らせることができる
ということになります。
SPF50だと20時間以上…
さすがに日常生活だとここまでは必要なさそうです。
紫外線に敏感な方はSPF50くらいの数値が
あったほうが良いですが、
日常生活(屋内での活動+通勤通学)
程度であれば
SPFは30くらいがちょうどよいです。
SPF値が高い日焼け止めだから
塗りっぱなしでも大丈夫ということはありません。
基本は、高いSPF値よりも、
「こまめな塗り直し」のほうが
「美肌」のためには良いと言えます。
PA値は「老化紫外線」を防御する値
PAの値は「老化紫外線」とよばれる
UV-A波の遮断効果を表すものです。
PA+からPA++++まであります。
PA+は効果がある
PA++は++はかなり効果がある
PA+++は非常に効果がある
PA++++は極めて高い効果
となります。
PAの値は++以上で選ぶようにしてください。
紫外線吸収剤はできるだけ避ける
紫外線吸収剤は紫外線を吸収した時に、
肌表面で紫外線を熱エネルギーに転換します。
いわゆる化学変化を起こすので、
お肌に負担をかけやすいと言えます。
一方、紫外線散乱剤は紫外線を乱反射したり、
散乱させることで紫外線を防御します。
こちらは比較的お肌に負担をかけることが少ないので
ぜひ「紫外線吸収剤無配合」や
「ノンケミカル」と記載されている日焼け止めを
選ぶようにしてくださいね。
いかがでしたか?
年齢を感じさせない肌になるための上手な日焼け止め選び「まとめ」
- SPF値は日常生活なら30くらいが目安。高すぎるSPF値は肌体力を消耗
- PA値は「老化紫外線」を防御する値。PA++以上のものを選んで。
- 「紫外線吸収剤」はできるだけ避ける。「紫外線吸収剤フリー」もしくは「ノンケミカル」と記載のあるものはお肌に優しい
正しい日焼け止め選びをすることで
紫外線ダメージを上手に避け、
「光老化」に負けないお肌づくりを
することができます。
関連記事で「”紫外線に負けないお肌”の育て方」も
ぜひ下記から読んでみて下さいね。
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